タイ国老人啓発財団「FOPDEV」訪問

◇タイ国老人啓発財団「FOPDEV」訪問◇

SCCニュース第8号にて紹介した、

EU(ヨーロッパ連合)の資金援助を受けて北タイの高齢者援助をしている

NGO FOPDEVを、2月20日にSCC会員5名にて訪問し、サワン代表並びにスタッフと会見した。

また、この財団の紹介により、チェンマイ社会コミュ二ティーAPREDとの連携が可能となった。

詳細記事は、「介護情報」欄の「FOPDEV NGOとの情報交換」を御覧ください。


*** 介護情報 ***

◇社会コミュ二ティー「APRED」訪問記◇

2月20日にSCCメンバー5名で訪問した

地域コミュニティー組織は、チェンマイ市内チェンマイ門の近くに集会場がある

区役所(テーサバーン)の下部組織であり、現在は105名の高齢者が参加している、

役場へはメンバーリストを提出することが義務付けられている。

105名のメンバーの大部分は60歳以上である。

ボランティア活動を中心としており、時には子供達や30、40代の人たちも交えながら、

地区住民の生活向上のための取り組みや、文化の継承、寺の行事、子供達の世話をしている。


<コミュニティーの主たる活動>

1.介護関連及びボランティア活動

 * タイの伝統的価値観として、各家庭で子供が親の面倒をみる、

  子供がいない家庭は親族がその世話をすることを当たり前のこととしている。 

  従って他人が直接世話をすることは殆どしていないし必要がない。

  コミュ二ティーは、世話をしている人のケアをすることを主としており、

  メンバー1人当たり5軒を受け持ち、月に1回以上巡回することにしている。


 * 介護施設に入る人たちは、恵まれない人たちと考えている。

  老人が介護施設に入居することは、北タイの文化ではないとの考え方を持っている。

  自分の親を介護施設に預けることを「非常識」と考える意識が強いように思われた


2.高齢者の権利と収入保証の促進

 * 高齢者が経験から習得した技術を生かし且つ収入に寄与するために、

  専門業者の手伝いや高齢者が作った作品を市場で売ることで収入の確保運動をしている。

3.能力の向上運動

  学習機会のなかった高齢者に対し、小学校教育を行い卒業資格を授与したり、

  習い事などで技術を習得させたりすることで、社会的に弱者である高齢者の自立した生活を促し、

  家族の負担を軽減する活動をしている。

4.タイ社会に対し、高齢者の存在意義を高めるための運動

  管内に住む子供達から大人達への人間教育として「酒を飲みすぎるな!」、

  「女性を大切にしなさい! カーチャンを大切にしなさい!」など、

  これらの事を書いたプラカードを持ち、町内を子供達も一緒に練り歩く運動などをして

  管内の人達に呼びかけている。

  また、タイ文化を継承していくために、バナナの葉の細工物や木工細工物などを若い人達に教えている。


<邦人高齢者との融和についての話合い>

1.互いの理解と親近感をもつ運動から始める。

2.文化やスポーツなどを通じて、徐々に交流を深めていけば、言葉が通じな
  くても、五感を通じて、親近感が増していく。

3.日本人と結婚しているタイ人もたくさん居るので、その人たちも参加して
  もらい、タイ人社会との仲立ちの援助をしてもらう。


SCCニュース第9号より

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