老後に必要な費用ってどれくらい?

◇老後に必要な費用ってどれくらい?◇

成年期から中年期を20歳から60歳とすると、その間40年。

その後の人生を老後と考えると、

80歳まで生きたとして20年、90歳まで生きたら30年。

生涯のうち老後と呼ばれるステージは、かなり長い年月になります。

2013年に行われた総務省統計局の調査によると、

世帯主が60歳以上の無職の高齢者世帯の消費支出の平均は、

月当たり約21万円でした。

それに対して、高齢者無職世帯の実収入は、約18万円。

無職とありますから、収入の大半は公的年金などの社会保障給付金ということになるのですが、

ほとんどの世帯では毎月が赤字状態です。

もちろん平均値なので、収支が黒字で収まる世帯もあると思います。

しかしその逆で、もっと赤字になっている世帯もあるということにもなります。

また、60歳以上の単身無職世帯、つまり一人暮らしの高齢者の消費支出の平均は14万4千円。

それに対して、実収入は約12万3千円。

こちらも高齢者無職世帯同様、収入の大半は公的年金などの社会保障給付金ということ

になりますが、平均値で見るとやはり毎月赤字状態です。

総務省統計局による調査でもわかる通り、多くの高齢者が「年金受給だけでは毎月赤字」となり、

赤字部分をなんらかの形で補わなければならない状況にあります。

その手段はいろいろとあるのですが、まずは「貯蓄」することが基本であり重要となります。

80歳まで生きるとして、

60歳で現役を引退してから20年間、毎月2万円から3万円を補填していくことになります。

仮に3万円の補填として、20年で720万円が必要となります。

これは平均ベースでの話なので、生活としてはギリギリということになります。

旅行や美味しいものを気兼ねなく楽しんだり、

病気になった時の医療代を気にしないで生活したいのであれば、

60歳の段階でこの金額の2倍以上の貯金をして、ようやく一安心と考えて良いのではないでしょうか。


SCCニュース第4号より








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