高齢の生活保護受給者が増えている

高齢の生活保護受給者が増える理由とは?

“年金の納め得世代”なのに
  貧困にあえぐのは世代内格差が問題!?

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生活保護を受給する世帯のうち、
65歳以上の高齢者を中心とする世帯が
2016年3月時点で過去最多の82万6656世帯に上り、
初めて受給世帯の半数を超える50.8%となったことが
2016年6月1日、厚生労働省の調査で分かった
うち単身世帯が9割に上る

 
厚労省の国民生活基礎調査では、
高齢者世帯は約1221万世帯(2014年6月時点)で、受給世帯は約6%に当たる
高齢化が進む中、低年金や無年金で老後を迎え、
身寄りもなく生活保護に頼る
高齢者の貧困の深刻化が鮮明
になりました

あなたは疑問に思いませんか?

それは、
  「今の高齢者は、払った年金保険料よりも多いリターンを得ている、
  いわゆる“年金の納め得世代“なのに、
  なぜ生活保護に頼らざるを得なくなっているのか?」ということです

「老後破産」「下流老人」「老人漂流社会」
という嬉しくないキーワードも世間を騒がせている昨今ですが、
高齢者の生活保護をめぐる難題の根本をたどっていくとやはり、
*社会保障制度の拡充、
*そして景気の回復という

今の日本が抱える2大問題が浮かび上がります

現代の60歳以上の方々は、納めた年金よりも
多い額のリターンを得ている“年金の納め得世代”と言われています

そう考えると、
「たくさんの年金をもらっているはずなのに、
それでも生活保護を受けないと生活できないの?」

という疑問の声が若い世代から挙がっても不思議ではありません

しかし、実際に年金生活者は
こんなものを見てしまうと、怒りしか出てきませんよね

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先日、新幹線にて70歳の男性が月額12万円の年金に悲観し、焼身自殺を図り、
更に周囲の全く無関係の人まで巻き込むという痛ましい事件が有りました

70歳ということは、『もらい得世代』である1940年生まれで
年金制度の『勝ち組』であるはずなんですよね?
なのに、何でこんなことになってしまったのでしょうか

こうした矛盾が表面化してくるのも、
年金受給額に関して平均値が取られているからです

年金受給額に関しては、年収や就労形態によっても異なるため、
平均値で考えること自体がナンセンスであり、
生活保護受給問題と並行して考えると本質を見誤ってしまいがちになります

つまり、このようにも考えることができます
「多額の年金を受給している高齢者の層が平均値を底上げしてしまっているために、
少ない年金しかもらっていない高齢者までもが“納め得世代”と捉えられている」

年金受給額に関して “納め得”と“納め損”という
世代間格差に関しての議論も確かに問題ではありますが、

実は65歳以上の世代内格差も、
高齢の生活保護受給者数を増加させている要因のひとつと言えるのです






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