がん患者 闘いの家計簿

末期のガンになると
薬のほとんどは高額な診療外

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 一生懸命働いて家族を養ってくれる夫に,
 もっと働け,とは言えないんです.

 でも,主人は自分を責めるわけです.

 だから,離婚して生活保護を受けようとしました……
 



 北海道伊達市のがん患者,金子明美さん(39)の告白は衝撃的でした.
 元看護師で,二児の母.金子さんは,がんに罹ってガラリと変わってしまった生活を,
 テレビカメラの前で包み隠さず見せてくれました.

 抗がん剤の進歩が延命をもたらす一方で,
 治療費が生活を圧迫する,その事実を,身を挺して伝えたかったからです.

 多くのがん患者が治療費負担に苦しみ,命をとるか,生活をとるか,
 残酷な選択を迫られていることがわかりました.

 やがて金子さんは意を決し,病の身を押して自治体や国に現状を訴えます.

 ドキュメンタリー番組「命の値段――がん患者,闘いの家計簿」をもとに,
 日本のがん対策の課題をまとめました.

 日本人の二人に一人がかかる国民病,がん.誰にでも起こりうる現実と,
 私たちはどう向き合うべきか,ともに考えるきっかけになることを願っています.




ある患者から次のようなメールが届いています
(個人的の感想です)

 例1
 余命半年と言われ化学療法中です。
 (アービタックス+4FU)

 結腸癌、多肝転移、腹膜転移
 腸の腫瘍12センチ、肝臓の6~8割程度が癌になってます。

 30分以上立っていたり歩いたりは辛いです。

 私はがん保険入ってました。
 主治医である外科部長はがん保険に入ってません
 私の知り合いの内科医も入ってません
 私も人にガン保険を勧めません。
 意味が殆ど無いです。

 治療費は健保使って毎月10万円程です。
 生保から毎月20万円程でます。
 仕事の収入は減少し、支払いは増加です。
 生保への過去の支払いは2000万円を超えていると思います。

 10年治療費貰い続けて死んだ場合
  20万x12ヶ月x10年 2400万+死亡保険1000万 合計3400万円です

 5年生存率2から3%と言われてますので5年で考えると2400万円です
 400万円しか差額がありません。

 40代でステージ4の末期の癌が見つかった場合で!です。

 申請すれば今も死亡保険が貰えます。たった1000万円です。
 10年以上生きる可能性もありますので治療は続けないといけないので
 治療代を貰った方が高額になります。

 私は死亡保険少なく入院費治療費の多い物に入ってました。
 恐らくは最も多くもらえるであろう状況だと思います。
 殆どの人はその半分くらいで済むと思いますので
 支払った金額の半分程しかもらえない計算です

 例2
 これは私の場合です。
 計算すれば各個人の状況も分かると思います。

 県民共済に毎月2000円払っていた方が経済的には良いと思います
 私の場合毎月10万円程もらえてます。
 過去の払込金は合計で20万程と思います。

 癌告知で150万円程別で出てますので身の回りや仕事の整理が随分できて助かりました。

 例3
 私の場合は入ってて良かったです。

 が、過去払込み分回収出来るかは微妙です。


 ガン保険に入る意味ありますか?






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ガン・生と死の謎に挑む

知の巨人と言われている「立花隆」が
膀胱(ぼうこう)ガンを患っての思索ドキュメント

われわれはまだガンという病の正体を知らない

ガンとはそもそも何なのか――。
突然の宣告、そして手術。
思いがけない経験ののち、「知の巨人」がガン研究の最先端に立ち向かう。

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2007年12月、立花隆さんは「多発性膀胱ガン」を発症。
さいわい2㎝の粘膜下層で止まっていたため手術で除去した。
しかし多発性なので必ず再発すると宣告されており、定期的に検診をしている。

立花氏が自分または近親者のガン体験に基づき
「ガン」を捉えるかということを前面に押し出した構成で非常に面白い番組です。

人類は未だガンとの闘いに勝利していないし
近い将来にも勝利することはない
のではないかという立花氏の考えが底流にあります。

番組の終盤は終末期医療や緩和医療が取り上げられます。


番組の最後に立花氏は以下の様に話します。

 この取材をしてきて、私が確信していることが二つあります。

 一つは、私が生きている間に

 人類がガンを医学的に克服することはほとんどないだろうということです。

 で、もう一つは、だからというか、

 自分がそう遠くない時期に非常に確実に死ぬだろうけれども、

 そのことが解ったからといって、そうジタバタしなくて済むんじゃないかということなんです。

 ガンというものはしぶとすぎるほどしぶとい病気なんです。

 というか、生命そのものがはらんでいる

 「一つの避けられない運命」という側面を持っているということなんですね。

 そうであるなら、

 全てのガン患者はどこかでガンという病気と人生の残り時間の過ごし方

 について折り合いをつけねばなりません。

  ぼくの場合、残りの時間の過ごし方は

 いたずらにがんばって人生のQOLを下げることではないだろうと思うんです。

 死ぬ力というといい過ぎかもしれません。

 死ぬまで生きる力といったほうが良いかもしれません。

 単純な事実ですが、人間はみな死ぬまで生きるんです。

 ジタバタしてもしなくとも、死ぬまでみんなちゃんと生きられます。

 その単純な事実を発見して、

 死ぬまでちゃんと生きることこそ、

 ガンを克服するということではないでしょうか








臨死体験2

NHKスペシャル「立花隆思索ドキュメント」
 「臨死体験~死ぬとき心はどうなるのか」

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『私』という存在は死んだらどうなるのか、死ぬとき『私』は何を見るのだろうか――



「 20年余り前、臨死体験について徹底的に取材し考察を深めてきた立花隆さん

74歳を迎え、がんや心臓の病を抱えて死を間近に感じる今、
再び臨死体験の最新研究の現場を見つめ、“死”について思索しようとしている。

死の間際に一定の人が見る臨死体験。
臨死体験が世界で注目され始めた1980年代以来、
その解釈としては、

脳内現象として科学で説明できるとする『脳内現象説』と

肉体が死んでも“魂”が存在し続けるという『魂存在説』―――


これら二つの説が互いに相容れない、激しい議論が続いてきた。

そうした中、立花さんは新たな臨死体験の掘り起こしをすると同時に、
そもそも『意識(魂)』と呼ばれているものの正体とは何なのか、
最新の脳科学・心理学・哲学にいたるまで、徹底した取材に基づいて正面から挑もうとしている。

科学的に見て、死後の世界があると言える余地はどれくらいあるのか。

死後の世界がないとしたら、『私(自分)』という意識(魂)はどう生まれどう消えていくのか。

私たちが当たり前と思っている『私』という存在はいったい何なのか。






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