タイ国から「遺族年金請求書」作成上の注意点

タイ国から「遺族年金請求書」作成上の注意点


タイ国から遺族年金を請求する場合に、注意しなければならない事柄です

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(A)、遺族年金請求に当たり、最も大切な条件は

1、 死亡した方によって生計を維持されていたか?
2、 請求者の年収が850万円以下であるか?また、将来にわたっても同様であるか?

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(B)、以上の条件を証明するために、審査上の使用目的により、
    次の添付書類が必要です

 1、死亡した方の住民票の除票並びに請求者の住民票
    ※使用目的:死亡者と請求者の生計維持確認のため                                      
 2、請求者の所得に関する証明書   
    ※使用目的:請求者の生計維持認定のため
 3、戸籍謄本(記載事項証明書)
     ※使用目的:死亡者との続柄、及び請求者の氏名、生年月日の 確認のため
 4、死亡診断書などのコピー
    ※使用目的; 死亡の事実(原因)及び死亡年月日確認のため

    以上の添付書類は、日本国内での請求時に必要なものです




次にタイ国から郵送で遺族年金を請求する場合、注意しなければならない事柄です。

年金生活者であった日本人の夫(死亡者)とタイ人(請求者)、二人世帯の例です。

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(C)、タイ国から郵送で遺族年金を申請する場合は、
   前項の条件に沿うものを 提出しなければなりません。

  即ち、死亡者の戸籍謄本等の日本の役所に届出してあるものに関しては、
    日本から取り寄せる必要があります。

  無いものに関しては、タイ国の書類と、その説明、理由等を書き記した
    「理由書」又は「申立書」を、必ず添付する必要があります。

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 1、死亡した方の住民票の除票並びに請求者の住民票

    住民票の取扱いに関する日本とタイ国の相違点は、日本国では、日本人と
    外国人が同じ世帯に住んでいる場合は、夫々の情報が一つの住民票に記載
    されているが、タイ国では、外国人とタイ国人が、同一の世帯に居住してい
    ても、外国人は、タイ国人と同一の住民票(タビアンバーン)の中には記載
    されません。

     夫(死亡者)が年金機構へ届出してあった住所が妻(請求者)
    の住所と同一か否か、また、実際に住んでいた住所が同一であったか否かに
    より、提出書類が異なりますので、各々のケースごとの対策が必要となり ます。




   ケース1、死亡者が、年金機構へ届出していた住所が、請求者(タイ国人)の
       住所と同一であり、且つ、死亡者が外国人用の
       黄色の住民票(タビアンバーン)手帳を持っていた方

   <必要書類>

      (イ) 、タイ国では、外国人は、同一の住民票には記載されない理由を
            書いた「理由書」又は、「申立書」を作成し、添付する

       例:“「住民票が別個である理由と夫の除票の申立書」

         タイ国では、同じ世帯に住んでいても、タイ人と外国人は
         同一の住民票の中には記載されない。私--はタイ人用、夫---は
         外国人用の住民票があり、双方の住民票の証明書を添付します。
         二人の住所が同一であることを確認ください。

         また、夫の住民票の除票証明があるので確認下さい”  
                       
       (ロ)、請求者であるタイ人は、役場にて住民票(タビアンバーン)
           を証明してもらい、和訳したものも添付する。

       (ハ)、死亡者で外国人用の黄色のタビアンバーンを所持していた方は、
           役場にて「死亡」と記入してもらい、証明してもらう(除票)、
          それと和訳したものを添付する

       (二)、年金事務所によっては、死亡者の除票を総領事館が発行する
          ものと 解釈している所があります。

         その理由は、総領事館が
         「在留証明書」を発行しているので、同じ様に住民票の除票も
         発行するものと解釈されているところもあるので、「総領事館で
         は除票は発行されない事実」
を明確に文書にて説明する必要があります。

         従って、総領事館で、除票が発行されない理由を記載した
         「理由書」又は「申立書」を作成する

       例:“「在チェンマイ日本国総領事館で除票が発行されない理由書」
        総領事館の説明では、「在留証明書」は生存中は発行するが、死亡後は、
        除票のようなものは発行できない。また、これに代わるものも無い---“

       (ホ)、年金機構より、2ヶ月に1回郵送された
          「国民年金・厚生年金送金通知書」の最も期近なものを1枚添付する。



   ケース2、年金機構へ死亡者が届出していた住所が、請求者の住所と同一であるが、
         死亡者が外国人用の黄色のタビアンバーンを保持していなかった方

  <必要書類>
    (イ)、ケース1の(イ)同様に、外国人はタイ国人と同じ住民票の中には
       記載されないので、その理由を記載した「申立書」又は「理由書」を添
       付しなければならないが、前項(イ)とは内容が異なります。

    例:”「死亡者の住民票の除票がない理由書」
     タイ国では、外国人とタイ人が同一の世帯に住んでいても同じ住民票
     に記載されない。タイ人である私は、タイ国人用の住民票、夫は、
     生存中は、在チェンマイ日本国総領事館の在留届に記載されていたが、
     死亡後は、これに除票証明はできない、また、それに代わるものもない
     との総領事館の説明であり、夫の住民票の除票が無いことを申立します。
     なお、夫が私と同居していた住所は、年金機構より2ヶ月ごとに郵送さ
     れた期近な「年金送金通知書」を添付したので、これにて夫の住所
     と私の住民票の住所が同一であり、同じ住居に住んでいたことを確認く
     ださい” 
 
   (ロ)、その他に前項の(ロ)、(ニ)、(ホ)の書類を添付する



 ケース3、年金機構へ死亡者が届出していた住所が、タイ国の住所であるが、
      請求者のタビアンバーンの住所と異なり、且つ外国人用の黄色の
      タビアンバーンを持たない場合

   <必要書類>
(イ)、外国人は、タイ人と同じ住民票の中には記載されないので、その
     理由を記載した「申立書」又は「理由書」を添付しなければならない。

    例: ”「住民票申立書」
     タイ国では、同じ世帯で生活していても、外国人は、タイ人の住民票に
     は記載されません。夫---が生存中は、日本国総領事館にて「在留証明書」
     は発行されますが、死亡後、除票は発行されないので、夫の住所は年金
     機構より2ヶ月ごとに郵送された期近な 「年金送金通知書」を添付した
     ので、確認ください。 “

(ロ)、別世帯になっていた理由書(同居していたが別世帯となっていた理由)

       例:”「別世帯になっていた理由書」
       私の住民票(タビアンバーン)に記載されている住所は、父親が世帯主
       になっています。私は、その住所から、---年---月より、夫---が住む
       住所であるチェンマイ県---郡---町---地区---村---番地---号室の
       アパートに移転しました。
       それ以後、夫の年金収入で生計維持 し、共に生活
       して来ましたことを申立致します。また、この事実を 知っている村
       長に証明してもらい、その証明書を添付しましたので確認ください。
        なお夫が死亡後は、私は再び私のタビアンバーンに記載されている父
        親世帯主の住所に戻り。其処に住みます“ 
           
(ハ)、第三者の証明---二人が同居していた経過を知る公的職業の方
       (村長など)の「生計維持同一証明書」と証明者の「 IDカードコピー」

   例:“「生計維持同一証明書」
    私(氏名)は、チェンマイ県---郡---町---地区---村の村長であります。
    私は---と—がチェンマイ県---郡---町---地区---番地にて---年---月より、
 ---の年金収入で生計維持しながら、一緒に暮らして来たことを証明致します---“


(二)、その他、ケース1-ロ、二、ホの書類を添付する



  ケース4、年金機構へ死亡者が届出していた住所が、日本国の住所である場合
      このケースの場合は、死亡者が本拠を日本に置き、且つ、タイ国との間を
      往復し、請求者と生計維持関係にあったことを証明する添付書類が必要
      となります。

  <必要書類>

       (イ)、死亡者の住民票の除票は、日本役所から郵送で取り寄せる

      (ロ)、請求者であるタイ国人は、タイ役場にて住民票(タビアンバーン)を
          証明してもらい、和訳を添付する
 
      (ハ)、生計維持同一関係にあったことの申立書
   
      (二)、生計維持同一関係にあったことの第三者の証明書
  
      (ホ)、別世帯になっていた理由書(同居していたが別世帯となっていた理由)
   
      (へ)、パスポートの全ぺージコピー



 2、請求者の所得に関する証明書

  請求者が無職無収入であった場合

  <必要書類>
  ※請求者が無職無収入であった場合は、「申立書」を添付する

  例: ”「収入要件申立書」
    私は、夫の---と---年---月より、チェンマイ県---郡---町---地区---番地
    の住居で同居し、世帯を共にして来ました。同居してから、私は、
    無職無収入であり、夫の年金収入により生計維持して来ました。
        今後も遺族年金のみで生活を生計維持して行きますことを申立致し
        ます ---“

3、戸籍謄本(記載事項証明書)

  対策:死亡後に、死亡事項が記載された戸籍謄本を日本の市町村役場から郵送で取り寄せる

<戸籍謄本請求時の同封書類>
     イ、戸籍証明等請求書---死亡者の戸籍がある市町村のもの
     ロ、死亡登録書(和訳付き)
     ハ、請求者証明書(和訳付き)
     ニ、郵便為替(返信用)
     ホ、返信用封筒

 4、「死亡診断書」または「死亡登録書」

   タイ国に於いては、「死亡診断書」は病院で発行してくれます。
   それをタイ役場に持って行き、死亡登録をします。
   そして「死亡登録書」を発行してもらいます。

  注意点: 
    ※「死亡登録書」は再発行が出来ないので、必ず「副本」もお願いすること
※パスポート番号も記入してもらうこと  

  D、遺族年金請求時、その他必要書類
   なお、上記1、2、3、4の添付書類の他に下記書類が必要です
   • 年金請求書
   • 未支給請求書
   • 年金手帳
   • 年金証書
   • 預金通帳コピー
   • 「年金の支払いを受ける者に関する事項」

以上、タイ国で年金生活者である
日本人の夫とタイ人の妻(事実婚含む)が生活していたが、
不幸にも夫が死亡された場合、
遺族が「遺族年金」を請求するに当たっての
書類作成における初歩的説明を致しました。






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妻の遺族年金・年齢制限

遺族年金は平成19年(2007年)までは
妻の年齢が何歳であっても一生涯遺族年金が支払われてきました。


しかし、いまは年金の改正があり次のように変更になっております。

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平成19年4月 厚生年金保険法 法改正

タイで若い女性を嫁にした場合に
「妻の年齢が何歳であっても遺族年金が一生涯支払われる」

このように誤解されている言動が最近目立ちます。

そこで、2007年に改正された年齢制限についてまとめましたので

これを参考に、理解を深めて正しい知識を得てください。



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遺族年金を相続?

内縁の妻は遺族年金をもらえるか

条件を満たせばもらえますが、クリアするにはハードルが高いです

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チェンマイの友人との雑談です

男同士の雑談といえば
「女・お金・仕事」が雑談のお決まりコースでした

それが今では「健康・医者・薬」の話で
    「あっちが痛い、こっちが痛い」
    「昔は良かった」「若い頃は、、、」
    いきなり、話が飛んで仕事をしていた頃の
   手柄話「俺が外務省にかけあって、、、」
    「私のアイデアで○○億円、会社は利益が上がった」

    それぞれが、それぞれの話を
    自分のことを話すので他人の意見は聞きません
    そんな話で今日も一日、日が暮れます

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もしも、死んだらなどの会話も多くします

私は、友人の遺族年金申請をした事があることから
友人の間では遺族年金申請通で通っています

ある友人が遺族年金について一言

「私は遺族年金を日本のカミさんと今の彼女に
半分づつ分けるように、遺言書に書いておいた エヘン!」

と、大威張りの人がいました

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彼は日本に家族がいます
タイに来て5年、訪タイしてすぐに今の彼女と同棲しました
彼女は日本語は片言しか話せません。彼もタイ語はできません。
それでも、なんとかなっているようです

年に数回、年金を下ろしに帰国する彼は70歳で
帰国した時は、日本の家族の家に宿泊します
待っている彼女は23歳です

「遺族年金は財産ではないので、それはできないよ」
(遺族年金は受給者の一身専属的な権利です)

   「生計同一をちゃんと証明できなければ誰にも出ないよ」

「そんなことはない」 「ちゃんと調べてある」

「社会保険事務所に行って聞いたほうがいいです」

「法律的にも私の権利だから間違いがない」

何しろ彼は頑固で、信じて疑いません

議論の余地はありません
私はそれ以上のことは言わずにおきました




「遺族年金は、内縁の妻が受給する」
と遺言書で指定した場合、法的な効力はありません
ですから、遺言書で書いておいても、
内縁の妻が遺族年金を受給することはできません

日本年金機構の裁定は

※事実上婚姻関係にあったか

※生計同一関係にあったか



という要件をクリアしていなければ
社会保険審査会での裁定が下されます

重婚的内縁関係にある内縁の妻に、
夫が遺言書で遺族年金の受取りを指定したケースですが
過去の裁判の判例でこのような事例がありました

【公正証書遺言による指定】公正証書の説明は後述
私と内縁の妻は長く共同生活を行い、共に年金で生活し、生計を維持してきた。
よって、私が亡き後、社会保険に基づく私に対する年金及び遺族年金等が支給された場合は、内縁の妻にその年金等が支給されるように手続きをとってほしい。

【自筆証書遺言による指定】
遺族年金も内縁の妻に渡る様にして下さい。

上記のケースは、ともに事実婚の関係ですが
どちらのケースも遺族年金は否の裁定でした

話を元に戻します

彼の場合、年に数回帰国して、日本の自宅で寝泊まります
これは
「戸籍上の妻と夫の婚姻関係は形骸化していない」ということで、

内縁の妻は、遺族年金をもらうことができないと断言できます




内縁の妻は遺族年金をもらえないか?

遺族厚生年金も正式な婚姻をしてなくても
事実婚・内縁関係でも受け取れます


ただし、相続財産ではありませんので遺言状などは無意味です

事実婚・内縁関係で生活を同一にしていれば
遺族厚生年金を受取れますが
10年間の生計同一の証明を提出しなければなりません

つまり、恋人の関係の場合
生計を共にして、夫の収入で暮らしていた
ことを証明する必要です

10年以上の生計同一証明ができなければ
事実婚の遺族年金受領は難しいと考えます


それと、もう一つ
日本の家族も遺族年金を受け取れないかもしれません
別居した夫からの仕送りで生活していた証明ができなければ
生計同一とみなされないために、遺族年金は受け取れないでしょう


公正証書遺言とは
公正証書遺言の場合、遺言者は署名・押印する以外は何も書く必要がなく、公証人が遺言の内容を聞いて、遺言者に代わって遺言書をつくります。なお、公正証書を作成するときは立会人(証人)2名が必要です。
証書は通常、原本・正本・謄本の合計三通を作成し、原本が公証役場で保管されます。公証役場では通常20年または、遺言者が100歳になるまでのいずれか長い期間保管されます。正本と謄本は遺言者に渡されますので、正本と謄本の保管については遺言者の判断で扱うことになります。遺言執行者が指定されていれば、通常は遺言執行者において保管するのがいいでしょう。





タイ 遺族年金申請・その7

タイ人の友人の奥さんから依頼された
遺族年金申請書類を書き上げました
Aさんは間違いや誤記を最終チェック
して、「申請書」のすべてと「同封内容証明書」を封筒に入れて
故人が所属している「社会保険事務所」に発送しました

約一か月後、友人の奥様宛に
日本年金機構から「年金証書」送られてきました




同封内容証明の例は下のようなものです
(故人によって内容が違います。参考例です)

「同封内容明細書」

(1) 年金請求書 1通
(2) 未支給請求書 1通
(3) 年金手帳 1冊
(4) 国民年金・厚生年金保険年金証書 1冊
(5) 戸籍謄本 1通 浦島太郎のもの
(6) 住民票 タイ国タビアンバーン浦島 ハナコ 和訳付 1通
(7) 日本領事館で除票が発行されない理由書 1通
(8)収入要件申立書  1通
(9)住民票が別の理由書 1通
(10)生計同一関係に関する申立書 1通
(11)生計同一証明書 和訳付き 1通
(12)死亡登録証 タイ国発行 日本国領事館和訳付 1通
(13)「年金の支払いを受ける者に関する事項」 1通
(14)預金通帳コピー  和訳付 浦島 ハナコのもの 1通
(15)IDカードコピー 和訳付 浦島 ハナコのもの 1通
(16)タイ国結婚証明書 和訳付 1通
(17)パスポート 全部のコピー 浦島太郎のもの
                                以上




これで、今回の遺族年金申請請求の記事を終了します
後年、必要があれば再度、同様の記事をアップいたします

タイに居住する日本人の死亡により
タイ人妻の遺族年金申請が多くなると思います

もし、あなたがタイに居住し奥様がタイ人なら
あらかじめ、日本に一時帰国した際に
「社会保険事務所」に立ち寄り遺族年金申請に関して
情報を収集しておくことをおすすめいたします




タイ 遺族年金申請・その6

遺族年金請求書を書く

遺族給付裁定請求書
未支給(年金・保険給付)請求書


友人の奥さん(タイ人)に頼まれて
死亡した日本人夫の遺族年金を請求することになった

Aさんは
「日本年金機構」から送られてきた
遺族給付裁定請求書 未支給(年金・保険給付)請求書
を書き始めました

書き方実例

遺族給付裁定請求書

この用紙は一枚ですが、ブログの都合上A4に区切ってあります

20167612
20167611
2016768
2016769
20167610
20167613
2016766
2016767


未支給(年金・保険給付)請求書
この用紙は3枚つづりででカーボン用紙になっています

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2016764
2016765

Aさんは
年金手帳、年金便、戸籍謄本などを見ながら
書きあ上げるのに2日も要してくたくたになりました

遺族年金を請求する大変さが身にしみてわかった時間です

自分が死亡して誰かに「遺族年金請求」を依頼する時のため
生前に、このような書類を書き上げておく必要を感じました

遺族年金請求申請その7に続く




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タイ 遺族年金申請・その5

遺族年金請求者の氏名・住所を一つに決める
(書き直しの手間を省くため)

日本の申請書なので日本語で記入することになります

各種申請書の氏名や住所が一字でも違えば
書き直して再送付するしかありません
(郵送済みの書類に訂正印は押せません)
あらかじめ、訂正印を同封することもできません

相手はお役所ですので
社会保険労務士に依頼するのとは違います
一字訂正でも、役人がすれば「改ざん」になります

パソコンで一度作ればそれをコピペでいけます

20166271

用紙への記入は細心の注意が必要です
間違って記入した場合は
適切な訂正印を押印で問題は起きません
問題は送付してしまった書類の訂正はできないことです


例として
「センタグワン」と戸籍謄本に書いてあるのに
「センタワン」と書いてしまった場合、
チェックされることになり、問い合わせがきます
その結果、なぜ違っているのか
証明するか書き直しをしなければいけません

英語名も同じで、IDカードに記入のローマ字と
申請書が違えば問題になり書き直しの対象になります

タイ人の生命保険請求で
パスポートとIDカードのローマ字が違っていて
その訂正及び証明するために、
6ヶ月の期間と手間がかかったことがあります

小市民の私たちにしてみれば
その位のこと、一字くらいなどと考えがちですが
不正請求、成りすまし請求など犯罪防止から
致し方ないことで、「正確に書かない自分が悪い」のです

遺族年金申請・その6に続く





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タイ 遺族年金申請・その4

戸籍謄本(記載事項証明書)を郵送依頼をする

20166251

死亡した友人の奥さんに頼まれて遺族年金の申請をすることになった

Aさんは
まず、日本国総領事館で友人の死亡届を出しました
(戸籍の抹消登録は約2ヶ月の期間が必要)

2ヶ月が経過したので戸籍謄本を日本から取り寄せることにしました



郵送依頼手順
  ※戸籍がある市役所などのホームページから
    「戸籍謄本郵送依頼書」をダウンロードして記入する
   依頼主の住所氏名は友人の奥さんです

  ※返信用封筒にタイ人の奥さんの住所氏名を記入します

  ※タイ人の奥さんのIDカードをコピーして
    日本語訳をつけます

  ※お願いの文章を書きます
    代筆者の氏名・電話番号・メールアドレスを書いて
   「EMS郵便でお願いします」「質問は私までお願いします」
    の依頼文を作成して同封します

  ※手数料を入れます(2,000円) (EMS郵便料金)

  ※郵便局で書留で送ります
   タイ語で書留は「ロンタビアン」です



役場の戸籍郵送請求書例

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IDカードのコピー翻訳例

20166252



手数料の問題
郵便小為替が手に入りにくい
タイでは日本の郵便小為替は手に入りません
あらかじめ、
日本に一時帰国した時に購入するのがいいのですが、
有効期限があるために使用不能になる可能性があります
必要な時に、日本在住の友人に依頼して郵便小為替を
購入してもらいタイに送ってもらうのベストな方法でした

手数料は
銀行振込を受け付けてもらえません
切手や収入印紙もダメです


規定では郵送依頼の手数料は
日本の郵便定額小為替証書又は国際郵便為替とあります

国際郵便為替を調べてみました
私の住んでいる
タイの郵便局で取り扱っていませんでした

チェンマイ県はチェンマイ駅近くにある郵便局で扱っています
(2013年現在)
ただし
日本向けに扱ってくれますが、円建は出来なくてドル建になります
10万円の手数料は800Bの高額です
為替レートは
送金の際のタイバーツをドル建て時にに3%ほど悪いレートを適用されます
日本でドルが円に替わるときにも1円位のマイナスレートです
結論として、国際郵便為替を使用している人はいません

住民課に問い合わせました
タイに在住で郵便小為替が手に入りません
       国際郵便為替も手に入りません
       現金を封筒に入れてもいいですか?
 と尋ねたところ役所としては、認められませんが‼︎
 「もし送ってくれば対処せざるをえない」とのことでした

タイの郵便局から郵送依頼を書留で出して
EMS郵便で到着する日数は10日くらいです


タイ 遺族年金申請・その5に続く



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タイ 遺族年金申請・その3

タイ人妻の遺族年金受給額を知る

遺族年金額を大まかに知る

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計算方法

遺族厚生年金の額は、大まかにいうと
夫の厚生年金(老齢厚生年金)の四分の三です
もし100万であれば75万だし、200万であれば150万になります

細かく書くと、
(平成15年3月までの平均標準報酬月額(給料)×7.5/1000×
平成15年3月までの厚生年金加入月数+15年4月以降の平均標準報酬月額×
5.769/1000×15年4月以降の厚生年金加入月数)×物価スライド率×3/4

厚生年金加入中に死亡した場合で、
厚生年金加入月数が300月(25年)に満たない場合は、
上記で計算した額に(300月/厚生年金加入月数)を乗じた額となります

中高齢寡婦加算とは、
1階部分の遺族基礎年金がない場合の年金ですから、
老齢基礎年金の満額の4分の3になります。(約60万)

中高齢寡婦加算は65歳までです
65歳以降年金が減るのはおかしいということで、
自身の老齢基礎年金との差額分が経過的寡婦加算として
厚生年金から給付されるので、結論、金額は同じです

本気で調べたければ
確実で間違いのない方法があります

最寄の社会保険事務所で調べてもらう

日本に一時帰国した折に社会保険事務所で調べる

社会保険事務所に年金手帳や年金通知ハガキのように
番号が表示されたものを持参すれば足ります
他の手続などをすることもありえますので、認印も持参した方がよいでしょう

担当者に「遺族年金の見込み額を出してください」といえば、
遺族年金見込票を印刷してもらえます
多少の待ち時間や、受付票の記入など面倒なこともありますが、
社会保険事務所での年金相談が確実です

他者の場合は、委任状を持参すれば調べてもらえます


日本年金機構に郵便で問い合わせる方法
便箋かワードに問い合わせたい内容を書きます



(例)
○○社会保険事務所 お客様相談室様

平素は年金に関して心温まるサービスを賜り厚く御礼を申し上げます
タイ人妻の遺族年金の試算額を知りたく質問させていただきます

私はタイに在住のために社会保険事務所に出向くことができません
やむをえず、文書で質問することをお許しください


質問事項
私の死後、タイ人妻が受け取る概算の遺族年金額をお知らせください


※タイ人妻は国民年金などの公的な年金には加入したことがありません
※妻の年齢は XX才  子供、X才 
※家族4人で生計を同じにして、私の年金で生活しております  

 以上、よろしくお願い申し上げます

年金番号  12345678-115
住   所  123-4 M.2 A.xyz T.abc C.ChiangMai 50100 THAILAND
氏   名  浦島  太郎 (うらしま たろう)
電   話  タイ国 088-888-8888
E メール   aaaaaaaa@maaail.com
生年月日   昭和  年  月   日



住所を記入したらタイの郵便局へ持っていきます
郵送は、書留が間違いがない方法です
タイ語ではロンタビアン(書留)といいます


同封するもの
自分の免許証のコピー
返信用封筒に90円切手を貼って自分宛の住所を書く

日本の切手がない場合は
1,000円札を入れ、(反則技ですが)
注意書きにEMS郵便で送ってください
と書いておくといいでしょう。おつりは、切手できます

タイ 遺族年金申請・その4に続く



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タイ 遺族年金申請・その2

タイの死亡登録証と戸籍謄本の抹消登録の期間

20166231

死亡した友人の死亡登録証を受理した
あなたは次のことに注意をしなければなりません

死亡登録証について取扱注意事項

死亡登録証の写真

死亡登録証

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日本国総領事館の訳文

20166233



タイ国の死亡登録証は名前をモンナバットมรณบัตรといいます

発行は

病死などで死亡した場合は
死亡した人の役場に行って死亡登録証を発行してもらいます

事故死などは
ポリスレポートรายงานจากตำรวจ を発行してもらいます
死亡報告書  รายงานเสียชีวิด 検死報告書 รายงานการชันสูตรศพ
を受けて医師または病院で死亡診断書を発行してもらいます
それを持って、前記同様に役場に行って死亡登録証を発行してもらいます

死亡登録証の翻訳は
「死亡届」を日本国総領事館に提出すれば領事館で翻訳してくれます
コピーを10枚してくれます (2016年6月現在)

死亡登録証のコピーと翻訳したコピーは、
遺族年金請求に添付する大事な書類であるとともに
生命保険などの請求に使用しますので、大事に扱いましょう



日本国総領事館で「死亡届」を提出すると
日本で戸籍の抹消登録が行われます
注意点として
抹消登録には2か月間かかることです

「なんでそんなにかかるのか!」ってある日本人に言われましたが
私に言われても困ります。
20166236
行政の仕組みなので待つしかありません

待つ間に、確認しなければならない書類があります

故人の
年金手帳と国民年金・厚生年金保険年金証書です

確認ができたら
日本年金機構に電話をして故人の死亡を伝えるとともに
遺族年金関係の書類の送付をお願いします

20166237


日本年金機構の「遺族年金ガイド」は
ここをクリック してください

書類送付は通常
年金の振込通知がされている住所に
日本年金機構は送りますので、(タイの住所であれば問題ない)
日本に住所がある方は、その住所に住まいの方に転送してもらいます


タイ 遺族年金申請・その3に続く



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タイ 遺族年金申請・その1

タイでタイ人妻の遺族年金申請をする
最初に直面することとは


もしも、あなたが死ぬことになったとき
あなたは、残された人に迷惑をかけずに

 死んで逝けるだろうか?

20166225


山頭火みたいに「野垂れ死に」
心の中に誰でも 憧れ として持っています

20166226

チェンマイで日本人の孤独死が問題になっている
こんな現実をご存じだろうか?

2016年の今年も5月時点で、すでに20人を超える
日本人が亡くなりました)例年では年間20人程度

そんな中に、チェンマイの病院から
入院した日本人の救援依頼があります

救援依頼のある多くの日本人は
世話をしてくれる人もなく
領事館への在留届も出していない
生活困窮者です。今風に言えば下流老人です

苦労して救援依頼の日本人の家族(日本の家族)を見つけても
「縁を切って出て行った人」「家族として認めていない」等
厳しい言葉で、「勝手に出て行ったんだから面倒は見られない」
との返事です
遺体になったとしても、知らんぷりなのが現状です
(財産がたくさんあると話も違うのですがね)

現に、チェンマイの病院で
冷凍保存された遺体が二体あります
病院では引き取り手がなく火葬の承認も得られず
一日1,500バーツの費用負担を誰がしてくれるのか
困り果てています




さて、前置きが長くなりましたが
遺族年金の話です



あなたの知り合いの日本人が亡くなったとして
あなたは、何をしなければならないか知っていますか?

1.病院から「死亡診断書」をもらう
  (交通事故や事件で死亡の場合は
   管轄警察で司法解剖後死亡診断書が発行されます)

2.「死亡診断書」を死亡した日本人の居住地の役場に行き
  「死亡登録証」を発行してもらいます

  大家さんかタイ人に手伝ってもらいます
  タイ語がわからなければ通訳を確保します

3.葬儀屋さんい手伝ってもらい火葬にしてもらう
  最低の家族葬で費用は2~3万バーツはかかります
  お骨をどうするかを決めます

  葬儀屋さんを探すのは地元のタイ人に教えてもらいます 
  アパートを借りているのであれば、
  大家さんに相談するのがいいでしょう

  お坊さんへの謝礼は高額ではありません
  大家さんか地元のタイ人に「お布施の額」聞いておきましょう

4.日本国総領事館で届け出をします(3か月以内)
  「死亡登録証」とパスポート(死亡した人)を持参し
  「死亡届」を2通書きます 死亡届は領事館で無料です
  この時に戸籍謄本(古くてもいいです)がないと、
  届出に記入する住所等がわからず困ります

  日本国総領事館の手続きについては
  ここをクリックしてください

  記入例はここをクリックしてください

  遺族年金申請・その2 に続く



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